
個展「開運日和」が無事に終了いたしました。
ご来場くださった皆さま、そしてSNSなどで作品をご覧くださっている皆さま、本当にありがとうございます。
「幸せを運ぶような作品をつくりたい」という想いを軸に、今回は招き猫をはじめとする縁起の良いモチーフに素直に向き合いながら制作しました。また、ここ数年取り組んできた “Loving Masterpiece” シリーズもあわせて展示し、どちらも楽しんでいただけたことを嬉しく思っています。
制作期間中は記憶があいまいになるほど慌ただしく、不安もありましたが、終わってみれば感謝で胸がいっぱいになるような、かけがえのない時間となりました。
作品には、「ただそこに在るだけで心が明るくなるように」という願いを込めています。今回は特に色使いにもこだわったため、色に関するお声をいただけたこともとても励みになりました。
憧れだった六本木ヒルズA/Dギャラリーでの開催。知名度のない私にとっては大きな挑戦でしたが、「まずは知っていただきたい」という思いで、ご挨拶をしたりネームカードをお渡ししたりしながら過ごしました。お話ししてくださった皆さま、カードを受け取ってくださった皆さま、ありがとうございました。まねきまねこちゃんに沢山サインをさせて頂いたのも楽しい思い出です。
長年応援し、作品をコレクションしてくださっている方々に支えられながら、新たな出会いにも恵まれ、いくつかの目標を叶えることができました。反省点も多くありますが、それ以上に次へ進むための勇気をいただいた会期でもありました。
私は、ずいぶん大人になってから絵を描く道を志しました。決して平坦な道ではありませんが、こうして皆さまに支えていただきながら、次の展開を前向きに考えられていることを心からありがたく思っています。作品を通して少しでも恩返しができるよう、これからも描き続けていきます。
「アートとは何か?」を問い続けた一年でもありました。論理的な答えを求めるよりも、自分の感じたこと・込めた想いを作品にし、それを誰かに楽しんでいただくこと。それこそが、私にとって最も大切なことだと改めて感じています。
不器用で反省も多いですが、この経験を糧にし、これからも発表の場を広げ、より多くの方にお会いできるよう努めてまいります。
六本木ヒルズA/Dギャラリーの皆さま、MORI ART MUSEUM SHOPの皆さま、そして素晴らしいご縁をつないでくださったエンライトメントのヒロ杉山さんへ、心より感謝申し上げます。
そして、ネットを通して作品をご覧くださっている皆さま。日々の生活の中で展覧会に足を運ぶのは、決して簡単なことではありません。そうした中でも作品に触れていただけることは、何よりの励みです。原画をご覧いただける機会をさらに増やせるよう、努力してまいります。
国内外での展示の機会や、絵を通じたコラボレーションなど、常に新しいご縁を求めています。もしご興味を持っていただけましたら、ぜひお声がけください。
拙い文章ではありますが、感謝の気持ちを込めて。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
とやちかこ








